台湾

日女台男 結婚生活の現状とは…

コロナをきっかけに遠距離恋愛から結婚して台湾へ渡る方が増えているように思います。
大好きな台湾で、愛する彼との夢のような甘い生活…
しかし、いくら親日の台湾とはいえ、そこは異国の地です。台湾の結婚事情を知らないと現実に打ちのめされてしまいます。
ここでは自称:台湾文化マニアのてつこによる台湾の結婚事情をご紹介します。
結婚して台湾へ移住される予定のある方はこれをよく読んだ上で、文化の違いに注意しながら楽しい結婚生活をお過ごし下さい。
※以下の内容は相手の住む地域により個人差があります。が、台北以外での生活はほとんど当てはまると思っておいてください※

結婚感覚は昭和の日本

台湾は昭和の日本同様、結婚は個人の繋がりではなく一族の存続という意識を持つ傾向があります。
もしあなたが結婚後の生活拠点を台湾にするのであれば、2人だけの結婚ではなく、昭和の日本のように、相手の一族に嫁として入るのだという事を覚悟してください。
日本のように旦那と2人の共同生活ではなく、彼の一族みんなと共同生活をするのだという気持ちを持ちましょう。
このカルチャーショックを受けない為には、事前に相手方のご両親に会って、しっかりと関係を築いておく(ついでに日本との文化の違いもご両親に理解させておく)事が重要です。

日本以上に親密な義母との繋がり
デリカシーのないコミュニケーション

台湾では7,80代のお爺ちゃんお婆ちゃんがスマホを片手に自撮りをし、孫とLINEをするほどSNSが普及しています。
台湾人は血の繋がりを大事にしているので、Facebookでも叔父さんや従兄弟まで幅広く繋がっています。
ですので、結婚すればまず義父母から必ずSNSの繋がりを求められます。
そして義母にとって息子はいつまでも可愛い息子なのです。
日本でも嫁姑問題はありますが、台湾男性のマザコンと義母の過干渉は日本とはガチで比べ物になりません。
最初は慣れない生活の中で「優しいお義母さんだなぁ」というフィルターがかかりますが、慣れてくると干渉はエスカレート。
当たり前のように新婚夫婦の新居に入ってきますし、合鍵を使って留守中に「片付けといたわよ」なんて勝手に掃除されるケースもあります。
さらに台湾では親しい人程、遠慮なく物事を言う傾向があるので、親だけではなく親戚からも
「子どもはいつ作るの?」「結婚したんだから子ども作りなさいよ」
などというデリケートな事もお構いなしに言ってきます。
そういう面は昭和の日本そのままだと思います。
うちの母も新婚当初(昭和時代)ご近所さんから「お子さんはまだなの?」と会うたびに言われ続けていたとか…💦

義父母の予定は絶対順守
基本旦那は義母の味方

たとえ旦那とのデートや友達と予定を入れていても義父母から予定を入れられると基本的にキャンセルしなければいけません。
日本の感覚だと「こっちにだって予定あるんだから!」と旦那も家庭の味方になってくれると思いますが、基本的に台湾の男は母親に頭が上がりません。
日本の感覚でいう重度のマザコンが多いです。
嫁姑関係のトラブルになっても「母さんに謝りなよ」と平然で言い放ったというケースもあります。
義母が家庭を…息子の夫婦生活を支配すると言ってもいいでしょう。ほとんどの家庭がカカア天下ならぬ義母天下なのです。

産後の休暇は夢のまた夢

結婚して子どもが生まれたとしましょう。
台湾の産婦人科は待遇が良い事で有名ですが、日本の感覚で退院後は我が子との生活を堪能…という訳にはいきません。
ここで、またもや義母が登場。
「(可愛い)孫の世話は私に任せて、(孫の将来の為にも)しっかり働くんだよ!」というまるで湯婆婆のようなセリフと共に働かされるのです。
台湾では旦那が御曹司か社長で、相当裕福な家庭でなければ専業主婦なんてなれません。
なので、反対の立場である台湾女性は専業主婦という地位に憧れ、日本人と結婚したがるのです。

結婚した途端に豹変しやすい台湾男性

台湾人夫婦の友人がいる方なら分かると思いますが、台湾人の奥さんは自分の主張を押し通し、旦那にはしっかり首輪をつけ、有無を言わさず従わせています。
日本の感覚では『女が男に意見するな』とか、『女は常に男の後ろを歩け』とか…いわゆる【男尊女卑】教育の影響で、はっきりと主張できない女性が多いのです。
台湾で幼少から母・姉・彼女など、気の強い女性に押さえつけられている台湾男性にとって日本人女性は、都合の良いはけ口となりやすいのです。
そんな日本人女性をゲットする為にも甘い言葉などで巧みに交際し、結婚した途端に豹変する男性も少なくありません。
日本で交際してからの結婚という方は特に要注意です。実は台湾は日本よりDV被害が多いんです。
そのような事にならない為には結婚を考える前に相手の家庭環境や、家族とのコミュニケーションなどから、彼の人物像をしっかり把握しておくべきだと思います。

まとめ

いかがでしたか?
私は台湾での結婚生活に反対しているわけではなく、このような台湾文化を全く知らず、台湾を嫌いになって欲しくないのです。
台湾の文化を受け入れて柔軟にすればきっと台湾での結婚生活もうまくいくはず。
え… 私は結婚するならどうするかって?
出来るならば相手に日本へ来て欲しいですね💦
あまり自己主張できるようなタイプじゃないので😅
「僕が日本に行ってもいいよ」って言ってくれるような人と結婚したいです 笑

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