こんにちは、かめこです。
突然ですが、オバケって見たことありますか?
常識の範疇を超えた現象は誰だって怖いもの。
しかし、怖さでなら人間も負けてません!
今回は、怖いのはオバケより人間かも?な恐怖体験を紹介します。
夜のベランダにいたのは…
これは私が一人暮らしをしていた時のこと。
その日は昼から大雨の予報だったにも関わらず、網戸にしたまま夜まで爆睡していた私。ふと目を覚ますと辺りは真っ暗。
喉が乾いていたので、麦茶に手を伸ばした瞬間。
背筋が凍りました。
なぜなら、ベランダで何かが動いた気配がしたからです。それも大きな何かが。
私は即座に布団をかぶり、布の隙間から窓の方を見ました。
するとそこには、網戸をガチャガチャ触っている大家さんの姿が!
もしかして部屋に入ってこようとしてる?!と驚き飛び出した私に驚きの顔を見せる大家さん。
そして「あ〜電気ついてなかったから、いないのかと思った。めっちゃ雨降ってるよ」と一言。
どうやら、私が窓を開けて出かけていると思ったらしいです。
ちなみに大家さんは女性です。
でも玄関から入るわけにもいかず、隣の部屋(大家さんの荷物置き部屋)からわざわざベランダをつたって(結構危険)締めに来てくれていたのです。
突然ベランダに人の姿を発見したら、びっくりしますよね。
有り難い場面であるはずなのに、時間が時間だから恐怖が倍増した体験でした。
何かに追われている男性
その日、バイトで遅くなった私がアパートに帰ると、私の玄関の前に謎の人影が。
よく見ると、若そうな黒ずくめの男性がうなだれるように体育座りしていました。
何事?!怖!!と思い、逃げようとした瞬間、こちらに気づいた男性が「○○薬局に黒い車が止まってましたか?」と聞いてきました。
えっ?と思いつつ、適当に「たぶん止まってなかったと思いますけど…」と私が言うと、「確認してきてください。じゃないと僕が帰れません。」と言う謎の男。
そんな面倒くさいことできるかー!と思った私は、「たぶん大丈夫ですよ」とゴリ押ししましたが、あまりにも男性が必死に言うので、仕方がなく最寄りの○○薬局まで自転車を走らせました。
黒い車がないことを確認した私は、男性の元へ戻り伝えると、「じゃあ行ってみようかな」と言い立ち上がる男性。
「出口まで見送ってください」という謎の発言をされ、仕方なしに出口まで見送る私。
そのまま彼は頭を下げながら足早に去っていきました…一体誰から逃げていたのやら…
奇行なお隣さん
私が一人暮らしをしていた頃、隣に奇行な男性が住んでいました。
なぜ奇行なのかというと、明け方に謎の叫び声を上げていたからです。
住んでいたアパートの壁は、鉄筋コンクリート。
でもいつも窓を開けているのか「アーーー!キャーーーー!」という声が明け方になると聞こえてくるのです。
お隣さんということもあり、会えば一応挨拶する仲でしたが、できれば会いたくない人で、いつも家を出るときは素早く行動していました。
ある日、急遽友達の家に泊まる事になった私。
私は荷物を取りに行くため、友達に私のアパートまで送ってもらいました。
友達に部屋までついてきてもらうのは悪いと思い、友達には駐車場の車の中で待ってもらっていました。
私は部屋がある3階に上がっていき、必要最低限の荷物をまとめ下に降りていきました。その時間約5分。
急いで階段をおりた私は、「ひっ…」と小さな悲鳴を上げました。
なんと一階の階段の隅に、奇行のお隣さんがぼーっと立っていたのです。
私は心の中でひぃぃぃいいい!と悲鳴を上げていましたが、恐怖を悟られぬよう「こんばんは〜」と普通に挨拶すると、「………こんばんは…」と小さな声が返ってきました。
恐怖を感じながら、車に戻ったところ友達がめちゃくちゃ早口で「あんた!見られてたよ!」と一言。
友達の話によると、私が階段を上がっていたすぐあと、隅から男性(私のお隣さん)がぬるっと出てきて、私が部屋から出るまで、じーっと睨みつけるように見つめていたと言うのです。
私は恐怖のあまり、友達と急いでその場を立ち去りました。
なぜ睨みつけるように見ていたのか…今となっては知る由もありません…
世の中には色んな人がいますね。最近暑い日が続いているので、身近にいる人とヒヤッとする恐怖話で盛り上がってみるのもおすすめです。