未来を表すWhenやIfの後ろがなぜ現在形になっているのだろうと、不思議に思った事はありませんか?
よく『~の時は、ここに集合ね』『もし7時までに帰ってきたら、一緒にご飯に行こう』などで、WhenやIfを使っていたのですが『なぜ未来を表しているのに後ろが現在形なんだ??』とずっと疑問に思っていました。
そこで、留学時にお世話になった友達に『なぜ未来を表すWhenやIfの後ろが現在形なのか』を聞いてみたところ、納得のいく答えがもらえました。少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
When,Ifの後ろに現在形になるのはなぜ?
と言えば、
副詞節やったらWhen、Ifの後ろは現在形って、中学か高校で習ったやん…(汗)
と言われればそれまでなのですが…。
今読んでくださっている方や私が普段引っかかってしまうのは、『それは知ってる!でもなんで現在形でいいの?!』ってことですよね。
例えば
If it rains tomorrow,I will not go there.
If I come back here until 7,I will go to the party.
When I arrive at the hotel, I will call you.
というような文ではないでしょうか?
これらの文章を見た時、後ろにI willがある(未来の事なのに)のに、 なぜその前にある文章が未来形ではないの?…と思いますよね。
という事で、この質問に対する友達の答えは以下です。
『will=未来ではないよ…?』
え…willは未来の事を表すって習ったんですけど…と思わず心の中で突っ込んでしまいましたが、
彼女いわく
If it rains tomorrow,I will not go there.
If I come back here until 7,I will go to the party.
When I arrive at the hotel, I will call you.
これらに出てくるwillは『~するかもしれない・~したい』と言っている助動詞であり、未来を表すとは受け取っていないのだそう。
だから『 後ろにI willがある(未来の事なのに)のに、 なぜその前にある文章が未来形ではないの? 』という質問がそもそも意味が分からない、と。
willを付けるとおかしく聞こえるらしい…
なるほど…じゃあwillは未来を表す~‥とは考えず、~するかもしれないって思えばいいんだ!と思った矢先、ふとこんな事が頭に浮かびました。
じゃあ、
If it rains tomorrow,I will not go there.
If I come back here until 7,I will go to the party.
When I arrive at the hotel, I will call you.
を全部
If will rains tomorrow,I will not go there.
If I will come back here until 7,I will go to the party.
When I will arrive at the hotel, I will call you.
にすれば、どんな感じに聞こえるんだろう…と。
彼女いわく、willをつけてしまうと、何かおかしい文章になるようです。
例えば、日本語でも『明日雨が降ったら、遊ばないかもしれない』とは言うけど『明日雨が降るかもしれないし、降らないかもしれなかったら、遊ぶかもしれない』とは言えないですよね。
willを使ってしまうと『明日雨が降るかもしれないし、降らないかもしれなかったら、遊ぶかもしれない』 のようなニュアンスになってしまい、文章自体がとんちんかんな感じになってしまうんです。
つまり、willを入れてしまうと
・If will rains tomorrow,I will not go there.
もし明日雨が降るかもしれないし降らないかもしれなかったら、私はいかないと思う。
・If I will come back here until 7,I will go to the party.
もし私が7時までに帰れたり、帰れなかった時は、パーティーに行くかもしれない。
・When I will arrive at the hotel, I will call you.
私がホテルに着いたか着いてないかで、電話します。
となり、そもそも文章が意味の分からないものになってしまうんだとか。確かに言われてみれば『私が本屋についた時、電話するよ』という文章でも、前半は本屋についている事が前提で断定して話してますもんね。
つまり英語でも、未来を表すWhenやIfの後ろは現在形でないと、なんかおかしな文章になるという事が分かりました。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。