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数奇な運命に翻弄される主人公を描く「アデライン、100年目の恋」ブレイク・ライブリー主演

主演のブレイク・ライブリーはこんな人!

出典:映画.com

ブレイク・ライブリーを一躍有名にしたのが、セレブ学生の恋愛模様を描いた「ゴシップガール」。

美しい容姿、可愛らしい笑い方の虜になった方も多いのではないでしょうか?2012年に、ハリウッド俳優のライアン・レイノルズさんと結婚した事でも有名になりました。

今でも映画に引っ張りだこですが、そんなブレイクの数ある作品の中で、私がとても大好きなのが「アデライン、100年目の恋」という作品です!

「アデライン、100年目の恋」あらすじ

主人公アデラインは、交通事故で池に落下。雷に当ったことで、29歳から歳を取らなくなります。アデラインの存在が政府にばれ、人体実験されそうになった事がきっかけで、アデラインは10年ごとに名前や居場所を変えるようになります。人を関わらないように生きる日々。そんなある日、大みそかのパーティーで一人の男性に目を奪われます。

「アデライン、100年目の恋」ネタバレ

1908年、アデライン・ボーマンが誕生します。年頃になり、最初の結婚をしたアデラインでしたが、フレミング(娘)を産んですぐ、結婚相手を不慮の事故で亡くします。その後アデラインは、雷に当った事が原因で、歳を取れない体になってしまいます。

アデラインは、FBIに目をつけられ人体実験のサンプルとして捕まえられそうになります。これがきっかけで最愛の娘フレミングと別れを告げ、 アデラインは、10年ごとに住所、名前、容姿を変える生活をずっと送っていきます。

アデラインとして各地を転々としていた頃、一人の男性(ウィリアム)に出会います。彼はアデラインより2個下の医学生でした。二人は惹かれ合い、付き合い始めましたが、ある日待ち合わせ場所にアデラインがタクシーで向かうと、ウィリアムが婚約指輪を持っている事に気づきます。一緒に歳をとれないなら意味がない、と悟ったアデラインは涙し、タクシーをそのまま走らせ、ウィリアムの前から姿を消します。

それから時は過ぎ、今はジェニーという名前を使っているアデライン。次のスーザン・フライシャーになる準備を着々と進めていました。仕事終わり、唯一の友達(盲目のピアニスト)と会うため、年末のパーティーへ向かうジェニー。

そこである男性に目を奪われます。しかし咄嗟に目を伏せ、パーティーを早々に引き上げようとエレベーターへ向かうジェニー。すると、先ほど目が合った男性が飛び込んできました。男性エリスと名乗り、必死にジェニーの気を引こうとしますが、そっけない態度を取られ別れます。

次の日、ジェニーが仕事をしていると、同僚から「ある人が大量の本を寄贈してくれた」と知らされます。そして、そこに現れたのは、なんと大晦日にエレベーターで話したエリスだったのです。

「どうして私の職場を?」と聞くジェニーに、「僕は理事で、君を前から見かけてたんだ。」と言うエリス。最初はエリスの事を避けようとしていたジェニーでしたが、あまりの強引さについに折れます。そこからデートを重ねる二人。エリスは、知的で美しく、ユーモラスがあるジェニーにどんどん惹かれていき、ついにジェニーを実家に招きます。

しかし、ジェニーはエリスの実家で驚愕の事実を知ります。なんとエリスのお父さんは、アデラインが不死身になってから1度だけ愛し、エリスと出会うまでずっと忘れずにいたウィリアムだったからです。

ウィリアムも結婚を意識していたアデラインに瓜二つのジェニーを見て、戸惑います。しかし適当に嘘をついたジェニーの話を信じ、一度は納得するウィリアム。しかし次の日、ウィリアムは過去にアデラインと撮った写真を見つけ、手の傷からアデライン=ジェニーだと確信します。

そしてジェニーを問い詰め「頼む、どこにも行かないでくれ。エリスのためにも。この辺で失われた人生を取り戻せ。」とジェニーに伝えますが、アデラインは逃げてしまいます。

アデラインは車を走りながら、人生を振り返っていました。過去の回想では、アデラインはいつも逃げてばかり。考え直したアデラインは娘に電話をかけ、そして『私、もう逃げないわ。』と言い、元来た道を帰ろうとします。

しかし次の瞬間、反対から来た車にぶつかってしまい、アデラインの体は雪の降る道に投げ出されてしまいます。追ってきたエリスがアデラインを見つけ、救急車を呼びますが、アデラインの心臓は止まっていました。

駆け付けた救急隊がアデラインの体に電流を流すと、呼吸は戻り、そのまま病院に搬送されます。病院で逃げた原因は結婚ではなかった、とエリスに伝えるアデライン。そして全ての理由をエリスに話します。全てを受け入れたエリスは、アデラインとフレミングと一緒に暮らすことに。

ある日、パーティーに行く準備をしていたエリスとアデライン。身支度を終え、鏡の前を通ったアデラインは、立ち止まりしばらく考えます。そしてまた鏡の前に戻り、一本の白髪を抜きました。白髪を見て笑顔になるアデライン。「どうかした?」というエリスの言葉に「いいえ、パーフェクトよ。」と笑い、アデラインはエリスと出かけていきました。

この映画の魅力

  • 主人公アデラインに憧れる(なんといっても一番の見どころは、主人公アデラインが魅力的すぎること!見た目はもちろん、しぐさから洋服、髪型まで全て素敵!)
  • アデラインの誠実さ(若さと知性がありながら、一途にウィリアムを想い続けます)
  • なんでもしなやかにこなすところ(100年近く生きているだけあって、知識もしぐさも魅力的です。その魅力に気づくエリスも素敵です。)

まとめ

この映画の魅力は、「歳をとれるって素敵な事だったんだ」思わせてくれるところです。白髪が出てきて「パーフェクトよ」なんて言える人、素敵ですよね。そして愛した人を一途に想い続けるアデラインのような、素敵な女性になりたいものです。興味がある方はぜひ!

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