ドラマ

過去のインタビューからヴィックチョウという人物を考察してみる

うはうはこんにちは!

挨拶おかしくて申し訳ないです!笑
ヴィックのドラマ出演決定にまだまだ興奮が治まらないてつこ氏です
(/*´▽`*)/キャフー!
という訳で今回は趣旨を変えまして、過去のインタビューからヴィックの性格や思考傾向について考察してみようと思います。
といってもファン歴7年程度の私の考察(個人的な想像)なので、生温かい目で見てください💦
(翻訳は私がつけたものです)

ヴィックチョウの性格と思考傾向を考察

まずは2013年『回家』で主演男優賞を受賞した際のインタビュー。
このインタビューに関しては口角が下がり切っている事からうつ状態だとは分かりますが、
その状態でよくこれだけ記者の前で受け答えをしていたと感心してます。(うつ持ちは語る)
鬱の話はその辺で。
ではそんなインタビューからまず見てみましょう。

俳優業に向いてない
僕に問題があるならそれを覆してやろう

ファンの間ではファンに優しく、気遣いもすごく出来る、物腰の柔らかいイメージが多いですが、
インタビューの節々からはかなりの負けず嫌いである事がうかがえます。
そして過去の「俳優業に向いていない」という言葉が彼の負けず嫌いに火をつけたのでしょう。

孤独感はある。
僕がどう思っているかなんて誰も理解できないから

芸能人になるとプライベートまでさらされ、憶測だけで周囲やマスコミからいろんな事を言われたでしょう。しかしこの言葉を発するという事は、それ程までに疎外感を感じながらも強い意志を持って頑張っていたのだと思います。

稼げるのに何で断るのって言われても
説明しようがないんだよ…

過去から現在の様々なインタビューを見ていて彼は俳優業に対して何かしらの強いこだわりを持っていると感じました。
ただそれを相手にうまく説明できない…じゃあ行動でみんなに説明すればいいじゃないか。
と考えた上で

僕が成功した後、僕を見に来ればいい
別に騙したわけじゃないし

という言葉が出たのだと思います。
かくいう私も説明下手による言葉不足で誤解されて嫌われちゃったりするので、
彼の気持ちは痛いほどよくわかります( ノД`)

次に「天生不對」のインタビューより…

今はやる事を自力で考えなきゃいけないけど、デビュー当時はわからない時に「あ、監督に聞こう」って指示を聞けた。

デビューの花沢類を振り返った彼は「当時は特別大切な時期だった」という言葉で締めました。
今自力で考えられるようになったのは当時指示を聞いていたからだという裏返しの意味があるのかもしれないですね。

台湾ドラマから消えた理由を考察

30歳前後から台湾ドラマへの出演が減ったヴィックですが、その理由を考察してみようと思います。

F4も何年間はチヤホヤされたけど
新鮮味がなくなると一気に相手にされなくなる

先ほどの「俳優業に向いていない」と言われた原因は俳優業に根を下ろす覚悟が見えなかったからではないかと考えます。
チヤホヤされてアイドルを演じているだけではダメだと悟った彼は、
30歳を節目に【F4の仔仔】という殻を破る為、
自身のファンクラブを終わらせ、歌手活動や青春ドラマへの出演などを極力避けるようになったのではないか?
というのが私の考察です。そして…

若くて良い俳優がたくさんいるのに
僕が挑戦できるわけないでしょ?

この記事を見ていらっしゃる方々は「ブラック&ホワイト」にてヴィックに起きたあの悲劇をご存じでしょう。
当初、監督はヴィックの為のドラマを作ると言いながら、ダブル主演の相方に新人俳優を起用。
ドラマは成功したものの、主演男優賞はヴィックではなく、なぜかこの作品でデビューした新人俳優が選ばれ、ヴィックは客寄せパンダのような扱いをされてしまったのです。
その新人俳優の親は芸能界の超大御所…つまり親の七光りでした。
この件で彼は
これからは大御所の親を持つ若手俳優がどんどん出てくる…でも自分には大御所の親も何もコネがない。
と、何度も悩み、その結果をオブラートに包んだ言葉ではないかと私は思うのです。

青春ドラマは内容も役柄も単調に感じるんだ

俳優として多くの経験を積んだ自分には何ができるのだろうか…
そう考えると必然的に重みのない青春ドラマは選択肢から消えるでしょう。
これも理由ではないかと思いました。

話は変わりますが、
2010年頃から中国の政策によって台湾から大量の人材流出があり、
芸能界でも待遇の良い中国大陸へ大御所の俳優や監督が次々と流れていきました。
結果、台湾は抜け殻のようになり、全盛期のような面白いドラマが減ってしまったのです。
そのような背景からヴィックも台湾ドラマから疎遠になっていったのではないかと思います。

中国時代劇へ進出した理由

『烈火如歌』インタビューから…

厳しい状況は自分への挑戦だと思う

上記で話した状況で、経験を積んだ良い監督やスタッフがいる環境が中国にしかありません。
そこで俳優として1段階レベルアップするには中国へ行かなければいけないという考えにまとまり、
台湾人差別が色濃く残っている、厳しい中国芸能界へ渡ったのではないかと思います。
厳しい状況に身を置くことで新しい自分を見つけられる
よくある言葉ですが、ヴィックもこの考えで進出したのかもしれないですね。
新ドラマでどんな新しいヴィックを見られるのか、楽しみですね。

9年ぶりに台湾ドラマへの復帰を決めた理由

『回家』以降9年台湾ドラマへの出演がなかったヴィックですが、どうして今回「逆局」への出演を決めたのか
私なりに考察してみようと思います。

1.世界情勢が大きく変わった

中国と台湾の関係が大きく変わった事も一因ではないかと思います。
中国政府が香港や台湾のスタッフや俳優を起用しないよう圧力をかけ出したのです。
すると中国で仕事ができなくなった台湾の人達は台湾へ戻ってきます。
その結果、中国でノウハウを培った人たちも台湾で様々な良い作品を作るようになりました。
最近、台湾ドラマの中にドキュメンタリーや重い内容のドラマが増えたのもこれが理由ではないかと考えます。

2.同世代の力になりたい

自分と同じ境遇でもある同世代(30代)の力になりたいという思いもあったと思います。
日本の芸能界と同じく30代の俳優というのは若者でもなく中年でもないので起用されにくいでしょう。
台湾の芸能界(特に中高年層)では賄賂やコネが色濃く残っているので、中高年層の大御所監督では忖度が発生してしまう可能性が大いにあります。
しかし今回のドラマは37歳の若手の新鋭監督。
純粋に『みんなでいい作品を作りたい』という監督の気持ちがヴィックにも伝わったのではないかと思います。
ヴィックも以前インタビューで…

僕はみんなで協力しながら
1つの目標に向かって努力して進む事が好きなんだ

と答えているので、同世代の監督や出演者が集まる今回のドラマに出演を決めたのではないかと思います。

3.政治的な背景

先ほど説明した中国政府の政策ですが、中国と台湾の関係が著しく悪化している現在、
台湾政府も「中国のプロパガンダに利用されるような出演はやめるように」という発表をしました。
例えば中国の建国特別番組に出演する事や、中国台湾と自ら名乗って出演する事などです。
出演すれば台湾の人達から非難を浴び、台湾での活動は難しくなってしまうでしょう。
その狭間でどうするか…それが中国進出をした芸能人達の悩みとなっています。
進出したヴィックも例外なく悩んだと思います。

まとめ

いかがでしたか?
勝手に考察してみましたが、ヴィックは常に将来の事も見据えて行動しているように思います。
現に『烈火如歌』ではたくさんの新規ファンを作り、自身もアイドルより俳優色を強めています。
これも将来を見据えた場合、アイドルより俳優の方が長く仕事ができると判断しての行動ではないかと…
私はこういうミステリアスな言動も好きな所ので、これからも言動からいろんな考察ができればいいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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