こんにちは、かめこです。
あなたは霊が助けを求めたらどうしますか?
私は関係ないから…利益にならないから…と無視しますか?それとも助けますか?
今回は、助けを求める霊を救うオッド・トーマスという青年の話をご紹介します。
「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」あらすじ
幽霊や死神が見えるオッドは、その力を使って、幽霊たちの無念を晴らそうと奮闘する。そんな彼のおかげで、幽霊たちは無事成仏するが、いつも独り言を話すオッド(幽霊と話している)をみんなは変人扱いします。危険な依頼もあり、オッドの彼女はいつも心配しています。
ある日オッドは仕事中、しが近い人の周りに集まる死神(ボダッハ)を大量に見つけます。オッドはもうすぐ多くの人っが亡くなる事件が起きるのでは?と思い、人々を救うべく調査を始めます。
救世主=全てを守れる訳じゃない(ネタバレあり)
どれだけ頑張っても、全ては手に入らない。
まるでそう言っているかのような作品でした。
救世主って、その言葉を聞いただけで、「強い」「絶対助けてくれる」ってイメージがあるけど、実際そうじゃない。大勢を救うけど、もしかしたら誰かの一番大切な人は守れなかったり、明日結婚式を挙げるカップルを助けられなかったり。でも普通、映画ではそんな場面は描かないですよね。
この作品は違いました。
周りの不安をよそに、突っ走るオッド。またアイツなんかやってるよ、と思いながらも力を貸してしまう彼女。
オッドは頑張れば何とかなると心の底では思っていたはず。でもそんな期待を見事に打ち砕いたバッドエンド。
皆を救った英雄なのに、自分は一番大切な人を失ってしまうオッド。
そんな彼の姿から、救世主だって救えない命だってある。何でもかんでもいい方向ばかりに考えるのは違うんだ、と思わされたのでした。
こんな人におすすめ
- テンポの良くて、楽に映画を観たい
- オカルト、霊系が好き
- スカッとしたい人
- ちょっとだけ泣きたい人
テンポも良くて面白かったです。私は好きです。気になる方はぜひ。