映画日和

火星に取り残されてもポジティブな男「オデッセイ」マット・デイモン主演

火星に一人取り残されたら、あなたならどうしますか?
今回紹介するのは、火星に置いてけぼりにされた主人公の物語です。持てる知識を使い、生き延びる策を考えます。彼は無事、地球に帰るれるのか? 感動、ワクワクドキドキ、全て詰まった、何度でも観たい映画です。

「オデッセイ」あらすじ

NASAの宇宙飛行士の6人は、火星の調査中、強烈な砂嵐に襲われる。脱出を試みた6人だったが、マット・デイモン演じる生物学者のマーク・ワトニーが事故に遭い飛ばされてしまう。船員はマークはしんだと断定。宇宙船(ヘルメス号)を発射させる。

しかしマークは奇跡的に生き延びていた。マークは生き延びる策を見つけだし、NASAに連絡をとろうと奮闘する…

「オデッセイ」ネタバレ

火星に取り残されたマークは、残された食料は1年も持たないと気付く。そんな時、感謝祭で食べるはずだった、真空パックに入った生のジャガイモを発見する。生物学者だったマークは、そのジャガイモと自分たちの排泄物を使って、畑を作り出す

その頃、地球ではマーク・ワトニーの葬儀が盛大に行われますが、一人のエンジニアが火星に置いてある物体が移動している事に気づく。火星は人どころか、微生物さえいない場所。物体が勝手に動くなどありえない。それに気づいたエンジニアは、上層部にマークが生きている可能性があると報告する。最初は却下していた上層部も、マークと交信がとれ生きている事を確認できたため、救出方法を考え始めます。

マークは、無事ジャガイモを生産し生き延びています。そんな時、建物が破損していた事が原因で、酸素を送り込んだ途端、施設が爆発してしまう。せっかく育てたジャガイモも、微生物がしにだめになる。NASAは一刻も早くマークを助けるため、食料を積んだロケットを発射させるが、途中で爆発し失敗に終わる。

打つ手が無く、打ちのめされたエンジニアたちの元に、中国の国家航天局が自分たちの船で物資と調達させると申し出る。地球に帰還中だったヘルメスの船員たちは、マークが生きていた事に驚愕。NASAに逆らい、自分たちのキャリアを捨て、救い出す決心をします。中国の船から物資をもらったエルメスは、地球に戻る軌道を利用し、火星へ向かいます。その頃、マークはなんとか食料をもたせますが、ガリガリにやせ細っています。

マークはNASAから自分が乗るロケットの作り方を教えてもらい、発射させます。その頃、マークを捕まえるために火星に近づいていたエルメス号。最後は船の一部を爆発させ、その推進力でマークに近づく策を考えますが、それでもマークには届きません。

マークは自らのスーツに穴をあけ、その推進力で船に帰ると言い出します。船長も自ら宇宙に出て、飛んできたワトニーを捕まえます。その模様は全世界に中継され、マークの生存を確認した人々は歓喜の声を上げました。

地球に帰ってきたワトニーは講師に、そして「皆の命を救うかもしれない…」と言い、火星に取り残された経験を話し始めます。(終わり)

何度も観たくなるポイント

・マークのポジティブさ
火星に取り残されても生きるすべを見つけ、時に悲惨な状況も笑いに変えてしまうポジティブさに、こちらまで元気づけられます。

・仲間の強い想い
仲間であるマークを、自分たちの人生をかけて救いだす船員たちがかっこいいです。友情を超えた、戦友ともいえる仲に感動します。

・手に汗握るラスト
最後のシーン、船長がマークをキャッチし損ねる事態が起き、最後の最後まで手に汗握る状態が続きます。

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