こんにちは、かめこです。
ハッピーエンドでもバッドエンドでも、悲惨な最後を迎える悪役令嬢に転生した主人公。ハッピーになってもダメ、バッドになってもダメな状況にどう立ち向かっていくのか? 今回は「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第1話のあらすじ、ネタバレを紹介していきます。
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第1話・あらすじ
第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」
カタリナ・クラエスは、頭をぶつけた衝撃で前世の記憶(魔法学園を舞台にキャラクターと恋を育む乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」にハマる17歳のオタク女子だった)を取り戻す。そして今の自分は、FORTUNE LOVERの悪役令嬢に転生していることに気づく。悪役令嬢の未来は、しぼうか国外追放。破滅しかない未来を回避すべく、カタリナは知恵を絞りはじめる。
第1話「前世の記憶を思い出してしまった…」ネタバレ
クラエス家で育つカタリナ・クラエスは、超わがままで意地悪なお嬢様。そんな時、人目ぼれした第3王子のジオルド・スティアートと散歩中、転んで頭をぶつけてしまう。
その衝撃で前世の記憶を取り戻したカタリナは、自分が前世(17歳のオタク女子)でハマっていた乙女ゲーム(魔法学園を舞台にキャラクターと恋を育む乙女ゲーム「FORTUNE LOVER」)の悪役令嬢である事に気づく。カタリナの未来はハッピーエンドで国外追放、バッドエンドでしぼうのどちらか。どっちに転んでもマイナスでしかない未来を回避するため、立ち向かう事を決めたカタリナ。
一方ジオルド王子は、自分と散歩中にカタリナが怪我をした事に責任を感じ、カタリナに婚約を申し込む。ジオルド王子との婚約を喜ぶ両親。しかしジオルド王子(ドSで腹黒)は、第1の破滅フラグだと気付いたカタリナは、全く喜べない。婚約する事になったカタリナは、国外追放されても生きていけるように、剣の腕を磨き、魔力(土を操る力)を高める事に専念する。
カタリナは魔力を高めるため(「土と対話する」という祖母の教えにのっとり)畑作りを開始する。畑にやってきたジオルド王子に、正式に婚約されたカタリナは何も考えず「はい」と返事をしてしまう。
その夜、落ち込むカタリナの下に、第2の破滅フラグのキース・クラエス(義理の弟)がやってくる。キースはFORTUNE LOVERの世界では、兄弟からも、カタリナにもいじめられ、部屋に閉じこもって暮らす。そのせいで、後々カタリナに国外追放が訪れる。その未来を避けるため、カタリナはキースを可愛がるという計画を立てる。キースは自分の事を大切にしてくれるカタリナに、徐々に心を開いていった。
ある日カタリナは、同じ土の魔力を持つキースに、魔法を見せてほしいと言う。しかし、キースは力を制御できずカタリナに怪我をさせてしまう。キースは悲しみで部屋に閉じこもってしまったが、カタリナは扉をこじ開け「そもそも魔法を見せてと言った自分が悪い」と謝る。キースはこの事件をきっかけに、よりカタリナを慕うようになっていった。