「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」第2話・あらすじ
カタリナは毎日畑仕事に励んでいたが、なぜか植物が枯れてしまう。そんな時、お茶会で出会ったメアリに畑のアドバイスをもらったことがきっかけで、二人は仲良しに。しかし、メアリは第3の破滅フラグだった!これがきっかけで、メアリの婚約者のアランから勝負を申し込まれることに。
第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」ストーリー
第2話「王子に勝負を挑まれてしまった…」
前世の記憶を取り戻してから数か月。カタリナはこの日も、畑作りに励んでいた。義理の弟のキース、婚約者のジオルドは、何かとカタリナの事が気になっている。ある日、畑を見たカタリナはびっくり。水も肥料もやっているのに、なぜか野菜が枯れているからだ。色々方法を試すが、どれも上手くいかない。
そんな時、カタリナはお茶会の誘いを受ける。マナーがなっていないカタリナに不安を感じた両親は、キースも同行するようお願いする。ハント家のお茶会にやってきた二人は、内気な四女メアリが気になった。お手洗いから帰る途中、中庭でメアリを見つけるカタリナ。メアリが庭の花を育てている事を知ったカタリナは、自分の家の畑を見てほしいと言う。そしてメアリのアドバイス通り場所を移し替えると、植物は綺麗に咲き始めた。
カタリナはメアリに「あなたは緑の手を持っている。植物を育てる才能がある人の特別な手の事よ。」と伝えるが、これはFORTUNE LOVERでメアリが恋に落ちるシーンで、アラン(ジオルド王子の弟でメアリの婚約者)が言うはずの言葉だった…。アランを好きになるきっかけの言葉を、カタリナから言われたメアリは、アラン以上にカタリナが好きになってしまう。
ある日、カタリナの家にやってきたアランは、カタリナに「メアリがカタリナの話しかしない。お前が誘惑しているのでは?」と言ってくる。「あなたに魅力がないからよ」と言われたアランは、カタリナに勝負を申し込む。カタリナは得意の木登りを選択したため、アランは何度やってもカタリナには勝てない。
悔しさのあまり、アランは毎日カタリナの家にやってくる。その様子をそっと覗くジオルド。ある日、アランがカタリナに会いに行くと、そこにはジオルドがいた。ジオルドから「何度やっても勝てない」と言われるアランを不憫に思ったカタリナは、勝負の内容を変えてくれとアランにお願いする。ピアノ演奏で勝負に勝ったアランだったが、ジオルドとの劣等感から、自分の得意分野で勝った事が受け入れられない。
そんなアランの気持ちを知ったカタリナは、ジオルドの嫌いなもの(ヘビ)をアランに教える。二人は一緒に、おもちゃのヘビを使ってジオルドを驚かそうとするが、結局バレてジオルドに怒られるカタリナ。アランも自分の気持ちを分かってくれるカタリナに、心を開いていった。