今やヲタクの間では当たり前のようになっているはちゅねミク(以下表記:初音ミク)とネギのコラボ。
若い人の中には意外と訳を知らず「あぁ、あれね」と話している方も多いのでは?
という訳で初音ミクがなぜネギとコラボしているのか知っている限り簡潔に解説をしていこうと思います。
きっかけはアニメ「BLEACH」
コラボのきっかけは意外にも初音ミクとは全く関係のないアニメ「BLEACH」の第2話「死神のお仕事」(2004年10月放送)のとある場面なんです。
車にあたって倒れたヒロインを目撃した主人公はものすごく心配します。(見ていたこっちも心配💦)
そんな主人公をよそにヒロインは
(買ったばかりの)
ネギとバターとバナナとようかん無事でした~
エヘヘヘ
と陽気にネギをクルッと回してニコニコ笑顔で材料報告をします。
このクルクルが放送された瞬間…実は初音ミクとネギの歴史が始まったのです…
ネギネタで遊ばれるヒロイン
今ほど気軽に動画をアップできる環境のなかった当時はflash動画が主流でした。
そんな時代にフィンランド民謡『イエヴァン・ポルッカ』に合わせてネギを回し続けるflash動画が出現。
ここから様々なキャラクターに織姫方式でネギを回させるという…
ネギネタが世界中のネット界で流行しました。
そして時代は進み、とうとうたどり着いたのです…
初音ミクがネギを持った
2007年9月…
当時ヲタク界で主流であったニコニコ動画に一つの伝説的動画が降臨します。
織姫ネタと同じフィンランド民謡を歌いながら様々な表情でネギを振る姿にヲタク界には衝撃が走りました。
そこから多くの人達が初音ミクにネギを振らせるようになり
ネギ振り=初音ミク
という概念が生まれました。
初音ミクとうとうネギで踊りだす
ネギネタで盛り上がるヲタク界に降臨したミクとネギの新たな歴史がこの『ネギ踊り』。
この不格好なダンスを見た多くのヲタクが虜となり、実際にネギを持って真似する強者が出現します。
もちろん本物のネギは折れて失敗しますが、試行錯誤の末、無事にネギ(の形をしたもの)で踊りを完成させました。
このような経緯でミクとネギのコラボは公式認定され、ネギを持つようになったのです。
まとめ
ザッと解説してみましたがいかがでしたか?
私が個人的に記憶している範囲での歴史なので細かい部分での間違いはあるかもしれませんが
これを知っていると今までとは違った視点でミク×ネギのコラボを見る事ができると思います。
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