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追撃者~逆局~伏線と考察 No.1 

ようやく日本語字幕での放映が始まりましたね。
つたない語学力で見ていたのとは大違いでストーリーが鮮明に伝わってくるので見やすい!
ただ中国語は短い発話でたくさんの意味がある分意訳されるので、その辺りは中国語版を頑張って見てよかったと思っています😎
内容をめちゃ省略されてるセリフもありますからね💦
では最終回まで見終わっている私から見た伏線、考察を書いていこうかと思います。
完全なネタバレ記事なので、初見さんはUターンされる事を強くおススメします。

冒頭に隠された真実

いきなりの刑務所の場面から始まったのですが、冒頭にある暴動は田永強(7222)による策略だと思われます。
その根拠としてはサボっている人間に1人ずつ声をかけていけばいいものを、あえてボスである穆亞彥(2887)へいきなり突っかかっている事です。
そして『親の権限を振りかざす卑怯者』という言葉も明らかに相手を挑発し、現にその言葉で逆上しています。
どうして命の危険が及ぶような事を行ったのかというと、穆亞彥(2887)達と同じ作業場から離脱する正当な理由が必要だった為です。
そうする事によって梁炎東(5710)暗殺計画の容疑者候補から外されるだけではなく、共謀している曹萬年とも連携がとりやすくなります。

任非が勘で捜査をする理由

第1話から誇張されているのが新米刑事 任非による勘での捜査です。
新米なのにも関わらず先輩たちを差し置いて発言したり、意見する場面が多く見られますが、
彼のこのような言動は【警察は無能だ】という深層心理から来るものだと思われます。
任非は銃撃事件の犯人目撃情報を警察だけでなく父親からも信じてもらえず、
最終的に精神疾患を疑われて精神病院へ連れて行かれたという可哀想な過去を持っています。
この事から任非は父親を含め、警察を見下し、不信感を抱いている可能性が大いにあります。
では、そんな警察にどうして自分から入ったのか。
それは幼少期に目撃した真犯人を捕まえたいという意思を持っているからです。
功績を上げて上層部に入ることが出来れば、自分の目撃証言を聞いてくれるのではないかと考えているのではないでしょうか。

早く真犯人を捕まえたい焦りと、怠慢化した先輩達(特に喬衛林)への苛立ちから勘で体当たりな捜査を行っているものと考えます。

炎東が任非に執着する理由

川へ飛び込む任非の姿を見た拘置所の梁炎東は銃撃事件の子どもの面影を見て、妙に執着するようになります。
バスの中で看守の關銘洋が「任非!」と連呼していた事で名前を知り、銃撃事件の子どもであると知った炎東は銘洋を利用してコンタクトを取ろうとします。
そこまで任非に執着していた理由は、彼女の遺言「あの子(任非)を守ってあげて」という言葉だけではなく、任非が自分と同じく怠慢な警察を嫌っていたと判断したからではないかと思います。
内通者でもあった記者の季思琪に任非の素性や過去を調べてもらい、そこから任非は捜査官でありながら警察を信用していないと推測したのでしょう。

上司にも先輩にも相談せず、独断で自分の所へ助言を求めてくる任非の姿勢や、銃撃事件で任非に被せたジャケットを着ている事で確信に変わり、接点をさらに増やしていきます。

炎東はなぜ警察に電話したのか

「犯人は男ではない」
炎東は拘置所では貴重な電話カードを使って警察に電話をします。
なぜわざわざこんな事をしたのか。
それは捜査チームの内情を探る作戦だったのではと考えます。
とても短い会話でしたが、炎東にとって
・任非は捜査チームでどのような扱いを受けているか
・捜査チームはどうやって情報収集しているか
・どの程度捜査能力があるか
それが手に取るように分かります。

そして対応をした喬衛林がチームの捜査能力を低下させている元凶ではないかと考えます。
その後の取調室で炎東が喬衛林を見て『無能』という言葉を使ったのもこの電話がきっかけです。

検察官側が炎東を容疑者にしたい理由

炎東が明らかな矛盾点をついても裁判はなぜか検察側に有利に働きます。
しかし検察官はどうしてそこまでして炎東を容疑者に仕立て上げたいのか。
それは吳玉馨と病院の内情を知っている炎東に嗅ぎまわられると困るからです。

吳玉馨が陸振聲紀念病院を相手に裁判を起こした際に炎東が弁護人として病院と対立しました。
その起訴内容は本編では明らかにされていませんが、慰謝料ではない何かである事は匂わせています。

想像ですが、心臓移植の予定が決まったものの、心慈(陸齊の母)の容態が急変した影響で遅れ、結果的に吳玉馨の旦那さんは亡くなってしまったのではないかと考えます。
つまりは『移植手術が遅れた理由を教えて欲しい』という内容ではないかと考えます。
吳玉馨が求める真実の先には心慈(陸齊の母)がいるので、病院側が折れる事は絶対にありません。
そこで病院は吳玉馨に大金と一緒に背中の写真を送り付ける事で『お前をいつでも殺せるぞ』という脅しをかけ、控訴の取り下げを行わせました。
病院にとっての誤算は、依頼人が訴訟を取り下げて仕事が終わったはずの炎東が依頼人の同僚で親友の方可茜とコンタクトを取っていた…訴訟内容の真実を嗅ぎまわっていた事です。
そこで病院側は吳玉馨を探しつつ陸齊に近付いていた方可茜を殺害。
そのまま迷宮入りにさせようとした時に炎東が現場を見てしまったのです。

ただでさえ勘の鋭い凄腕の弁護士が現場に居合わせたとなると炎東を口封じをせざるを得ません。
その為に真実に近付きつつある炎東を何としても刑務所へ送り、獄中死という形で葬り去る計画を実行します。
刑務所へ送るには実刑の有罪判決が必要となるので、あの手この手で炎東を有罪にしようと躍起になっているのです。

まとめ

いかがでしたか?
あくまでも私の考察ですので、真実は分かりません。
また書きたくなった時に書いていくのでよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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