『中国語』という表記が将来消える可能性がある事をご存じですか?

題名に驚かれてご覧になっている方も多いと思います。
しかしこの動きが始まったのは2000年代…つい最近の事です。
あくまでも可能性の話ですのでご注意ください。

なぜ『中国語』という名称がダメなのか?

理由は薄々勘付いている方もいると思いますが、簡潔に言えば【政治上の理由】です。
40年前と比べると中国事情が大きく変わったのはよく分かると思います。
人口爆発を起こした中国大陸の人が華僑という形で移住した事で『中国語』は世界へと広がりました。
そんな中、漢字圏の国で【中国語という表現は果たして良いのだろうか】という声が上がり始めます。
台湾はもちろんですが、カナダのチャイナタウンやマレーシアなどの一部地域では公用語にもなっています。
でも【中国語】を使っている地域が中国の文化かと言われるとそうでもありませんよね?
散らばった中国語は世界各地で現地の文化と混ざり合って新しい文化を作り始めています。
それに【中華圏】と言っても【中国圏】とは言いませんよね?
多くの日本人が中国文化だと思っている物は【中華文化】であって、中国の物ではないのです。
そういう事から【『中国語』という表記はいかがなものか】という声が上がってきています。

『孔子学院(現:中外言語交流センター)』を利用したスパイ行為

孔子学院問題はアメリカが『孔子学院(現:中外言語交流センター)』を大々的に非難し、追放した事で国際的にも注目されるようになりました。
中国の政府機関でもある『孔子学院(現:中外言語交流センター)』が言語拡散と同時にプロパガンダ…いわゆる『現地に共産主義を広めてスパイを育てる事』を行っているとアメリカに疑いをかけられ、結局中国政府が情報を開示しなかったという問題です。
この騒動から言語に【中国】という国名が入っている限り、中国が政治利用するのではないかと懸念され始めているのです。

『中国語』はどんな名称に変わる?

まだまだ確定していませんが、簡体字は『北京語』、繁体字は『華語(中華語)』が有力候補ともいわれています。
台湾では2003年に公用語でもあった中国語(繁体字)の表記を【國語・中文(中国語)】ではなく【華語(中華語)】と表現をするよう教育法改正を実施し、そこから日本でも徐々に『中国語』『台湾華語』と区別した表記を始めました。

英語表記に影響は?

英語では『中華』『中国』共に【China】なので、特に変化はないと思います。
問題はそれを漢字圏がどちらの表記するか…というものです。

まとめ

いかがでしたか?
中国政府が(機能していた場合は)猛反発するので、現段階では簡単に消えないとは思いますが、台湾政府が中国との差別化を図る中で、少しずつこの問題も定義していくと思われます。