第57回金鐘賞とは、毎年秋に開催される台湾版アカデミー賞。
今年は10/21、10/22に国父記念館で開催し、Yahoo TVでも生中継されます。
当ブログが「あらすじ&感想」で推しまくっていた『追撃者~逆局~』ですが、なんと…
・長編ドラマ賞
・長編ドラマ 監督賞
・長編ドラマ 脚本賞
・長編ドラマ 主演男優賞(ベラント・チュウ)
・長編ドラマ 助演男優賞(クリストファー・リー)
・長編ドラマ 新人賞(草爺)
・編集賞
・美術デザイン賞
と、なんと計8個にノミネート!!凄いですね!
今回は『追撃者~逆局~』に関するウラ事情について書いていこうと思います。
なぜヴィックチョウだけがノミネートされなかったのか!?
『追撃者~逆局~』はヴィック・チョウ、クリストファー・リー、ベラント・チュウ
この3人が主演扱いなのですが、私の推し…ヴィックチョウだけがノミネートされませんでした😭
これについて審査員であった謝盈咲さんがインタビューで理由を話していたので内容を簡潔に解説します。
枠がなかった
今年の台湾ドラマは著名な監督や俳優陣による豊作年でした。
というのも、中国政府からの命令(台湾人、香港人の起用禁止)の影響で、大陸で活動していた凄腕の監督や俳優が台湾へ戻ってきたからです。
『主演男優賞』『助演男優賞』の枠は限られています。
『追撃者~逆局~』にはヴィック・チョウ、クリストファー・リー、ベラント・チュウと、主演が3人も。
ドラマ不作の年だったなら3人ともノミネートされていたと彼女は話します。
今年のドラマが豊作だった故に入れる枠がなかったのです。
作中で活発に行動し、物語の主要人物でもあったベラント・チュウを主演男優賞にノミネート。
クリストファー・リーも主演男優賞にノミネートしたかったが枠がなく、助演男優賞にノミネート。
ヴィック・チョウも何とかノミネートしたかったが、入れる枠がもうなかった。
ザックリ説明するとこんな感じだったそうで、彼女もヴィックの落選に悔しい思いをしたようです。
ベラント・チュウが電撃引退ってどういう事!?
2か月ほど前に台湾の芸能界に衝撃が走りました。
映画『運命のマッチアップ』で脚光を浴び、注目を浴びていた現役大学生のベラント・チュウ。
『追撃者~逆局~』で主演男優賞を受賞するかと話題になっていた彼でしたが、精神面の不調を訴え、突如所属事務所を退所。
そこから事務所関係者やマネージャーも彼と連絡が取れず音信不通が続きました。
メディアはこの事から『電撃引退か!?』と大々的に取り上げたのです。
ノミネートへのコメントを公開
2か月にわたり音信不通だったベラントでしたが、突然コメントを公表しました。
主演男優賞ノミネートという事で嬉しい気持ちでいっぱいです。
私を祝福、そして心配してくださった皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
撮影中に助けてくれたヴィック兄さんと他スタッフにはとても感謝しています。
そして監督、クリストファー兄さん、草爺、すべてのノミネートされた仲間に祝福の言葉を送ります。
おめでとうございます。
と、進退については書いていなかったようですが、かつてヴィックチョウも
有名になった途端に周りからの視線が変わったんだ。
今まで普通にしてた先生とかクラスメイトも「F4の~」って色眼鏡で見てきて…
それが残念で…寂しかった。
と当時を振り返っていました。
ヴィックチョウは『戰神~MARS~』の後、精神面の不調(うつ状態)から活動を一時休止。
復帰してからは俳優としてメキメキと頭角を現し、『回家』で見事に主演男優賞を受賞したのです。
ベラントは現役の大学生です。
「夏休みに暇つぶしがてらオーディションを受けたら受かった」と語っている事からも、夏期の短期バイトをする感覚で活動していたのでしょう。
引退が濃厚だというメディアもいますが、彼は俳優として活動していくか、一般人として生活していくかという岐路に立っているのだと思います。
今はそっと見守ってあげてほしい所ですね。
まとめ
いかがでしたか?
台湾のメディアは日本のメディア以上に煽るように書く傾向にあるので、そっと見守っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!