子育て・保育

「なんでうちの子は考える力がないんだろう?」は、だいたい大人の言葉が原因

こんにちは、元保育士てつこです。
私は保育士時代

「子どもに考える力を付けさせてあげたい」

というお母さんお父さんを沢山見てきました。
しかし実際はそう言っているお父さんお母さんに限って、
普段から子どもの考える力を取ってしまうような話し方をしていました。
今回は、子どもの考える力を無くしてしまう言葉を紹介していきたいと思います。


子どものやる気を引き出す
「聴き方」のルール

1.ほら、だから言ったでしょ!

子どもの考えを潰してしまう一番の言葉は
「ほら、だから言ったでしょ(言ったのに)!」

よく使ってしまいますよね?
なぜこの言葉がだめなのか?
それは、この言葉を言ってしまうと子どもが自分から考えることをやめてしまうからなんです。
子ども本来「失敗は成功の元」ともいうように、自分で考えた事を実行しそして何度も失敗し、修正しながら正解を導きだしていきます。
だから大人と違って子どもはやる前から

失敗する確率が高いかどうか 
お金がかかるか

なんてものは考えず本能のまま動くんです。
そこを大人が「ほら、だから言ったでしょ」と言ってしまうと、

「そうか。自分で考えてやっても無駄だからやらないほうがいいんだ」

そんな風に思ってしまいます。

今の時代、自分を表現することが大切と言われますが、
「だから言ったでしょ」という言葉は、子どもの発想、表現力を壊してしまうんです。

1つ例をあげてみましょう。
子どもが一生懸命、自分でお皿を洗おうとしていたとします。
その時に「危ないし、お父さんお母さんがやったほうが早いから。」と言います。

それでも子どもがやりたいと駄々をこねるのでやらせると、
作業が遅く、お皿も割ってしまい「だから(やるって)言ったのに!」と叫んだとします。
するともう子どもは皿洗いを自分からしなくなります。
それは自分が皿洗いをすると怒られてしまうという結果を知ったからです。

1回ではめげない子どもさんでも、
こんな事を繰り返していると子どもは徐々に自分で考えずに、やる前から答えを知りたがります
その結果、何事も自分で考えられなくなってしまうんです。

なので子どもの考える力を伸ばしてあげたいなら、どうか「ほら!だから言ったでしょ!」と言わないください。


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2.もういいから!早く言う通りにしなさい!

2つめは「もういいから!早く言うとおりにしなさい!」
子どもは大人ほど器用ではありません。だから自分で考えた事を実行するにも時間がかかるのは当たり前。
(こうした方が早いのに〜!)
とイライラしてしまう気持ちは分かります。
急いでる時に限って「自分でやる~」とか言うんですよね。
ですが、なぜ私たちがイライラしてしまうのかと言うと、それは沢山失敗して経験してきたからなんです。

子どもはまだその先の答えを知りません。だから、空気も読めず、遅くて当たり前なんです。

子どもが何か行動しているとき、試行錯誤しながら自身の発想力や想像力を膨らませて、実行しています。
だから、そんな時に
もういいから、こうしなさい!
こんな風に大人が経験を押し付けて怒ってしまうと、
「分からない時は、すぐに聞けばいいんだ。
だってそっちの方が怒られないし。」
と、じっくり考える事自体しなくなってしまいます。

自分で考えることができない子どもは、自分で何かを考えてやってみるということをしなくなります。


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3.○○ちゃんはちゃんとしてるのに…

これも思わず言ってしまう言葉ですよね。
子どもに直接言ってないという方…帰省した時、同世代の保護者と雑談している時に思わず言っていませんか?
遊んでいるように見えて子どもはその言葉を聞いています。
最後のNGワードは
お兄ちゃんお姉ちゃん(○○ちゃん)はできるのに…」
「どうしてあなた(○○ちゃん)だけできないの」

親としては、兄弟同じように育てたはずなのに…。
同じクラスの◯ちゃんはちゃんとしてるのに…、と焦ってしまうこともあるでしょう。

しかし子どもには兄弟、同世代とはいえ個性があります。

例えば
上の子どもが勉強ができたとします。
下の子は勉強ができません。
そうなった時に下の子に「どうしてあなたはできないの!」と言ってしまうと、
私はできない子
という意識が植え付けられ、やる気を失ってしまうのです。

勉強はできなくても、絵がものすごく上手かもしれません。
運動ができるかもしれません。

だから他の姉弟よりもできないと感じたら、その分野ではなく、
他にこの子が活躍できる分野はないか?
そう考えて、親が子どもの選択肢を広げてあげることが大切なんです。

そうすることで、子どもは自分の好きなことを見つけ、そこで輝くことができます。
そこからその子が好きな物や好きな事、興味のある事を伸ばしてあげると、将来に大きく繋がります。

素敵な個性を潰して平凡に過ごさせるか、とことん個性を発揮させてあげるかは大人の言葉次第なのです。


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まとめ

子どもの可能性は無限大です。
誰もが自分の好きな分野、好きなことで素晴らしい人間になる可能性があるのです。
しかし普段大人たちが発する
「なんであなたは・・」
「そんなことしても意味ない・・」
そんな言葉が子どもの成長を止めてしまうこともあります。

子どもに考える力をつけさせたい、という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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