人間関係

【無意識に人を傷つける人】との傷つかない付き合い方

あなたの周りに【無意識に人を傷つける人】はいませんか?
傷付けるという事を花を踏むという行為に例えると、「このっ!」と意識して花を踏んでいる子どもは周囲から怒られたりしますが、追いかけっこをしている子どもが無意識に花を踏んでも誰も気に留めません。

質の悪い事に、無意識に傷付けられた方が何倍も傷ついてしまいます。
もし、それが仲の良い友達や家族ならまだ「そんな事言わないでよ~笑」と笑い飛ばせても、
・微妙に仲が良い
・いちいち言うほどではない
そんな、時々会う程度の人に言われると、心の中にモヤモヤ溜まっていくだけ。

会わなくてもいい相手ならまだしも、定期的に会う相手だとモヤモヤが募ってさらに悩みの種に…

そのうちだんだんとその人の顔を見るだけで怖くなり、そのうち
あの人に会うと、傷つけられるから嫌だ
というふうに、会うと思うだけで恐怖で何もできなくなってしまいますよね?

分かります。
実は私もこのような経験をしているんです。

今回は私を含め様々な方の経験を通して見つけた、【無意識に傷つける人に傷つかない付き合い方】というものを紹介したいと思います。

【無意識に傷つける人】との付き合い方

1.あきらめる

諦めるというのが一番手っ取り早い付き合い方です。
「今日何回髪の毛を触りましたか?」と聞かれても分かりませんよね?
あなたが傷付けられても、相手はそれと同じくらい些細な事と思っている事がほとんどです。
その証拠にその言動の前後、相手は笑っていませんか?
もう思い切って(こんな奴なんだな…)と諦めてしまうのが最速手段です。

そんなの無理だって…
そうですよね。そう簡単にはいきません。
そんな人は次の項目を参考にしてみてください。

2.距離を置く

物理的に近寄らない事。
例え同じグループで行動しなければならなくても、極力その人とは離れて過ごす事が大切です。
その人に近づくというのは、自分から傷つきに行っているようなものです。

もちろん多少離れたところで、全ての問題が解決するわけでありません。
相手と会わないことが一番ですが、そんなの日常生活では難しい時もありますよね。
なので

見ない
近寄らない
視界に入れない


この3つを意識してみてください。
こうして少し相手と距離を置くだけでも、気持ちが楽になります。

3.自分から話しかけない

無意識に傷つける人には、自分から話しかけないようにしましょう。
なぜなら思わぬ方向からまた傷つける言葉を投げられる可能性があるからです。

無意識に人を傷つける人と会話すればするだけ、傷つくかもしれない確率があがりますよね?
それにわざわざ自分から話しかけて傷つけられると、せっかく話してあげたのに!と相手に余計不満が溜まります。

なので傷つける人と無理に話す必要はありません。
話しかければ話しかけるほど、自分が嫌な思いをするだけですから…

ただ、距離を置くと一緒に気を付けて欲しい事は挨拶などはもちろん

話しかけられたら少しでも会話をすること。

話しかけてきた相手を無視すると、逆に相手を酷く傷つける行為に…
結果、あなたが相手をイジメたような形になってしまいます。

どうしてそうなってしまうのかというと、無意識に傷付けるような人は良くも悪くも無意識だからです。
最初の花を踏むの例えでも分かると思いますが、傷付けた本人はあなたを傷付けたという認識は全くありません。
もし、嫌われていないと思っていた人から突然シカトされたらどんな気持ちになるか…

それは言わなくても分かるでしょう。
無視をするのではなく、あくまでも【自分から話しかけない】という事がポイントです。

4.無理にテンションを合わせない

嫌な人を相手に(嫌いって気づかれたら…)と無理にテンションを合わせていませんか?
ただでさえ一緒にいたら疲れるような人なのに、無理してテンションをあげても疲れるに決まっています。
(この人にも良い所があるかも…)と無理をしても、余計に相手が嫌いになるだけです。

最初は自分の気持ちを出すのが怖いかもしれませんが、
嫌なことをされたら笑顔で応えない
相手には必要以上の笑顔を向けない

などから少しずつ始めていくといいかもしれません。

5.不快なことは顔に出す

不快な思いをした時、すぐ顔に出すのは相手に失礼。
そう思ってあなたを傷つけてくるあの人に向かっても、同じように笑顔で対応していませんか?
無意識に傷つけるような人は絵外で対応をされると、傷つけているとは認識できません。

なので嫌なことをされた時には、はっきりと顔に出すことが大切です。

6.相手の様子に騙されない

例えば久しぶりに会うと、

・相手の様子が変わっていた
・少し話したけどめちゃくちゃ良い人になってる!!
・あれ?もしかして良い人に変わったのかも?!

なんて思う時ありませんか?
そんな時、ついつい油断して自分から話しかけてしまったり、近づいちゃいますよね。

でもそうなると相手の思うまま。
また相手のペースに流されて、傷つけられてしまいます。

【三つ子の魂百まで】
ということわざもあるように、人の性格はそう簡単には変わりません。
久しぶりに話す時は以前のその人をよく思いだして、慎重に冷静に話すようにしてみてください。

【無意識に傷つける人】にやらない方が良い事

1.傷ついた理由を説明してやめてもらう

どこかで話し合いの場を作って、傷ついた理由を話して直してもらおう。
そう考える方もいるかもしれません。
ですが、私や周りの方の経験ではこれは逆効果。
その人に何時間かけて何日かけて説明しても、無駄な時間になってしまうことが多いんです。
なぜなら相手のその言動は無意識だから。
無意識でやっているので話しても同じことを繰り返します。
【無意識】の怖いところは、本人が悪いと一ミリも思っていないところ。
なのでいくら説明しても諭しても、もう生まれ持った性格なので直しようがありません。

無意識…つまりそれは相手の性格(個性)なので、気を付けることは出来ても修正は出来ません。
気を付けるのも継続しにくいので、結果的に効果がないのです。

2.わめいて怒る

あまりのデリカシーのなさに、ついにブチギレてしまった。
中にはこんな方もいると思います。
でも無意識に傷つける人には逆効果。

なぜなら無意識な人は全く自覚がないので、突然怒鳴られたという被害者的な感覚になるからです。
せっかく一生懸命相手のために怒っても、そもそも理解してくれないと意味がないですよね。
相手も急に怒られた事で、逆上したり、最悪の場合、相手がうつ病になる…なんて事も。

ということから、どれだけ腹が立っても、わめいて怒るは絶対にしてはいけません。

3.相手の悪口を言う

私の経験では無意識に傷つける人はどうも根からの悪い人でない場合が多かったです。
なので、その人の悪口を言うと、なぜか自分の気持ちがどんより…。
「ひどい事されたはずなのになんで私が落ち込んでるの?!」の状態に毎回なります。

相手が悪いのに悪口を言うことで、自分が辛くなるのは絶対に嫌ですよね。
それに悪口は知らず知らずにうちに相手の耳に届くので、絶っっ対に言わない方がいいです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
無意識に傷つける人と一緒にいると、自分がどんどん辛くなってしまいますよね。
少しでも自分の身を守るためにも、ほどよい距離感でいられるようにしましょう!
相手も少しずつあなたと距離を置くようになるはずです。

実は無意識に周囲を傷つける人というのは発達障害の可能性があります。
発達障害の特徴を理解すると案外、解決の糸口は見えてくるかもしれません。

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