イヤイヤ期「親もストレスを抱えない乗り切り方」を元保育士が紹介

こんにちは、てつこです。
私は今は台湾で日本語教師をしていますが、以前は日本で0歳と2歳の担任をしていた保育士でした。
子どもたちと触れ合うと、だいたい0歳は純粋無垢、比較的従順で反抗することが少ないです。
ですが2歳頃になると…喋られるようになった子ども達に自我が芽生え始めるんですよね。

その頃に発生するのが『いや!パパいや!ママがいい!』『保育園行きたくない!』と言うイヤイヤ期です。あんなに小さかった子どもたちが、自分の意思を持ちだした!
感動できる場面ですが、急いでいるお母さんお父さんにとって困る要因の1つですよね。

今回は、イヤイヤ期「親もストレスを抱えない乗り切り方」を紹介したいと思います。

目次

「いや!いや!」
何もしてくれない時の対処法

子どもが「いや!これほしい!」「いや!それきらい!」と言い出すと、急いでる時ほど「どうしたらいいんだ!」と疲れますよね。
でもこういう時こそ、お母さんとお父さんは絶対に子どもに怒ったりムスっとしないでほしいんです。そして子どもの話を聞いてあげてほしいです。

まず子どもがイヤイヤと言い出した時「お願いだから~」と泣きついてもまず言うことは聞いてくれません

イヤイヤ期の子どもを落ち着かせる最短の方法は、子どもが何が原因で泣いているか特定し、その原因を理解してあげることです

子どもは「おもちゃほしい~」とか言って泣きますが、実はしっかり話し合うことができれば、ほとんどの子はおもちゃを欲しがりません。子どもは要望が通してほしくて泣いたり、叫んだりするのではなく、自分の気持ちを理解してもらえないから泣いたり叫んだりしています。

大人と子どもを、現実の世界で例えれば
自分でプロジェクトを考え上司に提案したという感じです。

その時、上司Aから
「何考えてるんだ!お前は私のプロジェクト案に黙って従っていればいいんだ!」
と言われたら、ストレスが溜まりますよね。
一方で上司Bは
「お!わざわざ自分で考えたのか!?
うん…いいな!でも私はひとまず原案に沿ってに進めた方がいいと思うんだ。
機会があったら次は君のプロジェクト案でやってみようじゃないか!」
と言ったとします。

実際、これは却下されているので、自分のプロジェクトが使われる訳ではありません
でも上司Bの方が「次は頑張るぞ」って気持ちになりませんか?
子どもにもそのように接してあげれば、理解してくれます

もし買い物中、子どもが「これ欲しい!!」と座り込んだとします。
この時に『もう!この前買ったばかりじゃない!だめ!』と言わず、
子ども:これ欲しい!!
あなた:どれが欲しいの?
子ども:このお菓子!
あなた:これ?うわあ美味しそうだね~私も食べてみたいな~本当においしそう

と、まず子どもの意見を聞いてあげます。
すると『でしょ?(*゚▽゚*)』と子どもが落ち着くので、ここからわざと困った顔をします

「でも困ったなぁ。
昨日(お母さん、お父さん)お菓子沢山買ったでしょ?
私もこれほしいけど、食べ過ぎたらお腹が痛い痛いなっちゃうなぁ…
そうしたらお外に遊びに行けなくなっちゃうし…
まだおうちにもお菓子沢山あるし…」

すると子どもからじゃあこうしたら?など提案してきたり、一緒に悩んでくれます。
とにかく困った演技をしてください。
そして最後に「まず家にあるお菓子を食べてから、また買いにこようか」と提案します。
理由を説明してから話すと、子どもは言った事を聞いてくれます。
(子どもにも個性があるので絶対とは言えませんが、ほぼ効きます)

子どもはとても純粋で優しいので、困っている顔をみると譲歩する傾向があります。
その心理を利用してイヤイヤ期を乗り切るのがポイントです。
大切なのは子どもの主張を拒絶しないこと』
例文のように『家にあるお菓子を食べてから買おう』と約束をした場合は絶対に守ってあげてください。

守らないと信用がなくなり、どう説得しても言う事を効かなくなるので、
子どもが覚えている場合はきちんと守ってあげてください。

「自分でやるの!」への対処法

一番多いのが、子どもが『自分で(くつ)履くの!』と言って聞かない場合です。
実際、脱着する時にイヤイヤが出る子が多いのではないでしょうか?
ドアの前に立って「もう!時間ないんだから!」と急かすのはNGです

あなたがもし身長が3mもある人から急かされたらどう感じますか?
普通に恐怖ですよね
子どもはうまく話せない分大人の気持ちに敏感です。
口に出していなくても「早くして」の気持ちは伝わっています。
そんな時大人に上から言われるとどう思うでしょう…?
なのでそういう場合は…

「そっかぁ」と言いながら、隣で同じ動きをします。
『ここに足を?どうするの?』
『次はこれを~どうするのかな?』
と声をかけながら、一つずつ大人が誘導するのがポイントです。

そしてある程度真似をすると、もういいや~ママ(パパ)やって~と投げ出してくれる子も多いです。
(それか自分で履いてしまう子。もし履けたら一緒に喜んでくださいね)
時間がかかりそうですが、これが一番最短です。(元保育士は語る)

なぜ横で同じ動きをするだけで満たされるかというと、
大人のちょっとした動作も子どもにとっては憧れの対象だからです
その大人と一緒にしてるだけで気持ちが満たされるのです。

まとめ

子どものイヤイヤ期には、相手を困らせてやろうの気持ちはみじんもありません。
ただ自分の存在を認めてほしい気持ちから起こるので、大変な時期ですが、
まず周囲が「一人で何もできない」と思って接するのではなく、一人の人として接してあげることが大切です
最後まで読んでいただきありがとうございました。