朝の支度が遅い…朝ご飯食べない…イライラ…子どもの支度を早く終わらせる方法を紹介

バタバタしがちな朝の時間。 登園バス、登校バスで時間が限られているのに…支度が遅い子どもに思わず「早く!」と怒ってしまう方…多いですよね。 特に小学生になっても支度が遅いと集団登校などもあり余計にイライラしてしまいます。今回はマイペースな子どもでも、朝の支度がサクサクと早くなる方法を紹介していきます。

どうしてもバタバタしてしまう朝の身支度。
登園バス、登校バスで時間が限られているのに
こういう時に限って…

・起きてくれない
・着替えるのに時間がかかる
・ご飯を食べてくれない

こんな子どもの態度に思わず「早く!」と怒ってしまう方…多いですよね。
特に小学生になっても遅いと集団登校などもあって余計にイライラしてしまいます。

私は小さい頃そんなマイペースな子どもでしたが、

早く着替えて!」
早くご飯を食べて!」

と怒鳴られても支度が出来ず、子どもの立場でもイライラして辛い思いをしました。

実はこの「早く」という声かけ…
子どものやる気や自信を奪うだけで何の効果もないのです。

朝の支度が遅い子どもにはある特徴が共通しています。
だから「早く」の一言だけでは子どもは理解しない…いや、理解できないのです。

今回はマイペースな子どもでも、朝の支度が出来るようになる方法を紹介していきます。

どうしてマイペースなのか

どうして子どもはこれ程にまでマイペースなのでしょうか?
ここでは子どもの立場からマイペースになっていた理由や原因を3つ紹介します。

◆やる気エンジンがかかりにくい◆

【やる気エンジンがかかりにくい】という原因がありました。
マイペースな子どもにとって、やりたくない事に取り組むのは、大人の何倍ものエネルギーが必要なのです。
だからいくら声をかけても朝の支度が進まない…と言うことが起こってしまうのです。

◆時間管理・状況に合わせるのが苦手◆

時間管理…周りの状況に合わせる…
準備や支度をする為に最低限必要なこれらの事が本当に苦手でした。
ぱっと見は自分勝手でマイペースに見えますが、実は今やるべき事が理解できていないのです。

そこに加わり、時間感覚がかなりズレているので、ギリギリまで動かない…
結果、遅れてしまうのです。
そのため、時間がないのにも関わらず着替えもしないで遊んでいるのです。

◆すぐに気が散る◆

少しの事で気が散り、注意散漫になる傾向がありました。
何か物が落ちる音が聞こえただけでも気になってしまいますし、
食器の柄が気になると柄をジッと見てしまいます。
そしてそこから周囲のあらゆる物事が気になり、集中することができなくなるのです。
着替えの途中で遊び始めてしまう…そこに気が散ってしまうようなものはないですか?

つまり、支度が遅い子どもをサクサク行動させるためには

やる気を引き出す
自発的に行動できる工夫をする
今やるべきことを明確にする
集中できる環境にする

これらが必要になります。

朝の支度をサクサク終わらせる方法とは?

では、支度が遅い子どもをサクサク行動させる方法とはなんでしょうか?
それは…

楽しみを用意する
やるべきことを見える化する
サポートする
出来ている事を褒める

この4つです。
ではそれぞれ順番に見ていきましょう。

◆楽しめるご褒美を用意する◆

まず最初に必要なのは子どもが自分から動きたくなってしまう仕掛けを作ることです。
例えば

・朝食に好きな果物やおかずを出す
・支度が早く終わったら動画を1つ見てもOK

こんな風に好きな食べ物や好きな活動を使って楽しめるご褒美を用意しましょう。
こうすることで、子どものエンジンはかかりやすくなります。

◆やるべき事を見える化する◆

先ほど説明した通り、支度の遅い子どもは時間管理をしたり・状況に合わせる事が苦手です。
そこでやってほしいのが、今やるべき事を見える化する事です。
実はマイペースな子どもは情報を目で見えるようにしてあげた方が理解しやすいのです。
そこでオススメなのはホワイトボード。
例えば…

・お着替えをする
・ご飯を食べる
・歯磨きをする
・トイレに行く

と、支度の流れを書きます。
そしてそれができたら、横にマグネットを貼り、何ができたのかを分かるようにするのです。
(時計が分かれば時計の絵を描いてもいいですね。)
すると子どもにとっては

・今やるべき事が分かる
・自分の出来た事が見える

という事から、やる気が出てきます。
ただし注意してほしいことは、項目の数と難易度です。
目標が高すぎると最初から諦めてしまい、達成することができず、逆に自信を失うことになってしまうからです。
記入する項目は今までの行動を見てきて

・レベル1(当たり前にできる行動)→3つ
・レベル2(言われればできる行動)→2つ
・レベル3(たまにできる行動)→1つ

という感じで設定してみてください。
お子さんの普段の行動をよく観察して、ご自身で考えてみてくださいね。

例えば
レベル1(子どもが当たり前にできる行動)の項目には

・動画を見る
・漫画を読む
・好きな飲み物を飲む

という「子どもの楽しみ」を1つ入れておくと、支度がスムーズになります。

また、ホワイトボードがあっても1つ1つ確実にこなすのは少し大変です。
ですので取り組むときは、

「すごい!もう1つ貼れたね!」
「あと少しで全部貼れるね!頑張ろう!」

と前向きな声かけでやる気を引き出してあげてください。
「まだ1つしか貼れてないよ」「昨日はいっぱい貼ったのに今日は全然ダメじゃん」
というマイナスな声かけは間違えてもしないでください。

◆サポートをする◆

マイペースな子どもはやる気エンジンがかかりにくく、気が散りやすい傾向があります。
なので、周囲のサポートで取り組みやすくしてあげる必要があります。

例えば…

・「一人で出来ない事があったら言ってね」と声をかける
・前日の夜に着替えを枕元に置いておく
・ご飯の時に歯ブラシも食卓の上に置く

という方法があります。
時間管理がとても苦手な子どもには時計を見えるところに置いて、

「○分までに着替えをしようね」
「長い針が6に来るまでにご飯を食べ終わろうね」

などと声をかけて、時間管理をしやすいように工夫してあげてください。

◆出来ている事を褒める◆

子どものやる気を引き出すのにとても効果的なのが、出来ている事を褒めることです。

例えば、

「ちゃんと目を開けられたね!」
「すごい!お着替え始められたね!」
「ちゃんとトイレに行けたね!」

というような声かけです。

集中して1つのことに取り組ませたい時ほど褒めて、今やるべき事に注意を向けさせることがポイントです。

例えば着替えの場合…

「おー!パジャマ脱げたね!じゃあ次は靴下を履こっか!」
「わー!上手に靴下はけた!次は~何だったかな?(子:シャツ~!)
そうだね!じゃあ上手に着られるかな~」

と褒めたり、次にやることを質問したりうまく伝えることで防ぐことができるんです。

「早くして!」ではなく正しい対応をすることで、朝の支度がぐっとスムーズになります。
何度も繰り返す事で、子ども自身が支度のパターンをつかむと自分からサクサクと支度が出来るようになります。

まとめ

いかがでしたか?朝の支度が遅い発達障害ADHDの子どもをサクサク行動させる秘訣は、

楽しみを用意する
やるべき事を見える化する
サポートする
出来ている事を褒める

この4つです。
「自分でできた!」と言う成功体験を積み重ねていくことで、スムーズに支度ができるようになっていきます。
ぜひ取り入れて、お子さんの朝支度でイライラしない笑顔の朝の時間を過ごしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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