人間関係

ひいおばあちゃんの頭に角が生えていた話【奇妙な実話】

これは私が昔体験したある奇妙な出来事です。頭がおかしいと思われるような話なので、UFOなど信じない方は見ない事をおすすめします・・。

私のひいおばあちゃんはこんな人

私はまだ小学校に行っていた頃、私のひいおばあちゃんはまだ生きていました。

ひいおばあちゃんはおばあちゃんの家に近くに住んでいて、いつもお昼に近くを散歩するのが日課。

休みの日になると私たちはおばあちゃんの家へ行き、そしてひいおばあちゃんとも一緒に遊んでいました。

ひいおばあちゃんは足が悪いので、いつもカート(お店のやつではなく、布貼りのカート)を押していました。

身長は小学生だった私より小さく、認知症だったのでいつもむしゃむしゃ何やら楽しそうに話していました。

そして人の顔を見ては、「10万円」「100円」「5千円」と値段をつけていました。笑

当時小学生だった私が感じていた違和感

そんなどこにでもいるひいおばあちゃんに対し、私はある違和感を感じていました。

それはひいおばあちゃんの頭に生えていた角です。

ひいおばあちゃんのおでこの右上には、くるっと渦を巻いたような角が生えていたんです。

当時親などに角の話をしなかった理由

ですが私は本人やお母さんたちに、「おばあちゃんはどうして角が生えているの?」とは聞いたことは一度もありませんでした。

その理由は、小学生だった私は見た目の事でいじめられた事があったので、見た目の事を色々と言わない方がいいなと思ったからです。

そのためひいおばあちゃんも気にするだろうと思い、結局誰にもその事は言いませんでした。

と言いますか、私以外の人たちは皆空気を読んで話していないものだと思っていたんです。

衝撃の事実が発覚

そこから徐々におばあちゃんは外にも出られなくなり、亡くなりました。

そこから数年後、あるとき私はふとこの出来事を思い出し、母に「そういえば、ひいおばあちゃんって角生えてたよね。」と言いました。

すると母は疑問の表情を浮かべ「え・・・?角・・・・汗汗」という感じで答え、そのあとそれが冗談だと思ったらしく、ハハハと笑いだしたんです。

そして家族の人誰に聞いても、ひいおばあちゃんの頭に角は無かったというんです。

私の頭がおかしかったのか・・?

私はもしかすると天然パーマを見間違えて、角だと思っていたのかも・・?と色々な可能性を考えました。

しかし私の記憶ではひいおばあちゃんはやわらかいサラサラの毛で、天然パーマではなかったんです。母にも確認しましたが、ひいおばあちゃんはサラサラの髪の毛だったと言っていました。

それに私が見たのは人間の肌の色でも、白髪交じりの毛の色でもなく、黒っぽい固そうな角でした。どうみても髪の毛なんかには見えなかったんです。

真相は闇の中・・

未だにこのことは謎だらけです。もうひいおばあちゃんも亡くなってしまい、確認することもできず、ただただあれはなんだったんだと思ってしまうんです。

でも私以外の人は、皆知らないと言います。

普通に聞けば私の話はおかしいですよね。でも疑問に思っておかしいと思い続けていたからこそ、はっきり覚えているんです。

以上私の奇妙な体験談でした。

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