こんにちは。
小さい頃から両親は不仲でよく大喧嘩しています。
小さい頃は父が怒り狂う母を説得してその場を収めていましたが、晩年は父も更年期で頑固になってしまい、喧嘩がヒートアップ…
結局うちの両親は別居してしまいました。
別居した後も電話越しで大喧嘩する両親…(-_-;)
原因はだいたい父の浮気(現在進行形)。
母が別居してる事によって相手と事実婚状態なると騒ぎ始める母…
そこで今回はこういう状況で私がヒートアップ状態の喧嘩を止め、両親を納得させたポイントを順を追って書こうと思います。
喧嘩の温度を下げる
ヒートアップ状態というのは簡単に言うと怒鳴り合いです。
注意を受けた時に、怒鳴られるのと静かに言われるのと、どちらが受け取りやすいでしょうか?
静かに言われた方がしっかり言葉が伝わりませんか?
喧嘩だって同じです。それを双方がしている状態はいわゆる収拾がつかない状態。
こうなったら温度を下げねばいけません。
まずは片側(私の場合は母)を黙らせて代わりに対応します。
ここでのポイントは、たとえ父が声を荒げて酷い事を言ってきても
子どもに絵本を読み聞かせるような落ち着いた口調で対応する事です。
すると父の口調はだんだん落ち着いて冷静になってきます。
隣から母が口を挟んでも『静かにしてて』と抑えていると母も冷静に話さないと話ができない事を悟って次第に静かになります。
こうする事で見事に双方の口調が落ち着きました。
途中でどちらかが荒げてもこの方法を使うと静かになります。
両親の肩を持つ割合は【6:4】
あくまでも私達は両親の子どもです。両親に思う所もあるでしょう。
私の場合、長年浮気され続けている母の肩を持ちたくなるのも仕方ありません。
しかし日本人男性の多くはシャイで口下手だと言われています。
うちの父も例外ではありません。
温度を下げた後、話しているうちに
何かしらの思いのすれ違いが原因ではないかと感じた私は両親の肩を
【母:父=6:4】
この割合で持つことにしました。
子ども視点で父だけでなく、時には母を諭します。
子どもが完全に片方の味方ではまず仲裁はできません。
こうする事によって父から本音が少しずつ出てくるようになりました。
『ラポール』を構築して誤解をほぐそう
『ラポール』とは心理学用語で
相手の言葉を【受け入れて共感する事】で心をほぐす為のカウンセラーの基本的な態度です。
相手の気持ちが本当に分かっていなくてもいいのです。
『その気持ちは分かるよ…でもね』
と、最初につけてから話してみましょう。意外にきちんと聞いてくれます。
父の場合、若い頃の母が怖かったとガーッと気持ちをぶつけてきました。
私は『小さい頃はそうだった。若かった時のお母さん怖かったよね』と正直な気持ちを伝えました。
それから今の母は年をとって昔ほど体力もなくなったので、その事を落ち着いて話すと、父は聞き入れてくれました。
両親に解決策を投げよう
ここまでくればもう少し。
両親の不満を双方からしっかり聞き出せば、それに向けた解決策を考えられるはず。
それを両親に投げてみましょう。
両親の方が大人なのでそれなりに解決しようと奔走してくれるでしょう。
いかがでしたか?
小さい頃は怖かった両親の夫婦喧嘩も大人になってみれば案外、仲裁に入る事は出来ます。
是非このポイントを押さえてチャレンジしてみてくださいね。
ちなみにこの一件から私の両親は、電話でもケンカ腰にならず、互いに落ち着いて話すことができるようになりました。
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